金沢・医王の里インデペンデンスボードウォーク:ぬくもりの木道づくり | IBO JAPAN

「ぬくもりの木道づくり」運動は、森にあこがれる子どもたち、車いすを利用する方、お年寄り、またベビーカーを押す方々が気軽に自然を散歩できるようにと2005年10月、金沢市大菱池町の医王の里で始まりました。木道づくりに参加する人々は、長さ2m・幅20cmの杉の間伐材で作られた長板を1枚500円でボードウォークに寄付し、思い思いの絵やメッセージを書き添えつなぎ合わせて、木々の間を縫うようにすすむ木道を森の奥へ奥へと延ばしています。

ウッディーベア虫取りに目を輝かす子供たちこの木道の入口にはクマ、その他ボードウォークの各所にはウサギやリスなど様々なウッディーアニマルたちがあなたの訪れを待っています。サマーシーズンになると、ボードウォーク付近の木々には昆虫寄せのエサが取り付けられ、カブトムシやクワガタなど自然の役者たちが子どもたちの目をキラリと輝かせています。


第1ループ『 木もれ日の道 』


2005年10月、第1ループ「木もれ日の道」づくりは始まった。ここ医王の里での6度にもおよぶ「ぬくもりの木道づくり」イベントや、金沢市街で開催された「24時間テレビ」チャリティーイベントに参加された多くの方々の愛をギュッと板上に凝縮し、1年目で50m、2年目ではなんと270mのループが開通するまでに急成長していった。

木もれ日の道ループ開通記念式典そして、2007年9月15日 秋空の下。「木もれ日の道」開通 記念式典が開かれ、第1ループの最終ボードが打ち付けられる。これにより、ついに「木もれ日の道」ループが完成した。式典には全盲のテノール歌手 新垣 勉さんにもお越しいただき、地元っ子と参列者と「還ろう、あの日の森へ」(テレビ金沢「ふるさとの森 再び」テーマソング )を合唱し、歌声を医王の森に響かせた。

この木もれ日の道は、斜面を利用して築かれており高架づくりで、同ボードウォークがここに存在していなければ見ることのできなかった角度から自然を楽しませてくれる。また、長いストレートや折れ曲がった箇所もあり、散歩心をくすぐってくれる。

清々しい木もれ日の中、ボードウォークライブラリーで仲間たちとの会話が弾むボードウォーク途中には、ふと休憩を取りたくなるような広場 フォレストライブラリーが設けられており、手作りのピクニックテーブルが無造作に置かれている。ここで見る・聞く・感じるものすべてがライブラリーの蔵書なのだ。清々しい木もれ日の中で気の合う仲間と語らえば、いつもとは違った会話に出逢えるかも…。

第2ループ『 ササユリの道 』


チームフェニックスの二人が初板を打ち付けた2007年9月15日、「木もれ日の道」第1ループが完成したかと思えば、そのすぐ横で早々に、第2ループ「ササユリの道」が歩み始めていた。そう、この日、金沢ボードウォークは次なるステージへとコマを進めたのだ。

「ササユリの道」の門出には、海の向こうの日本インデペンデンスボードウォーク発祥の地アメリカはコロラドロッキーよりチームフェニックス(オフロード車いすのパイオニア)が招かれ、皆が見守る中、記念すべきササユリの道初板が力強く打ち付けられた。そのすぐ後ろでは、自らメッセージを書き込んだ板を打ち付けようと、子供たちや車椅子利用者、家族連れらが一枚一枚取り付けられるボードウォークを目前に、長蛇の列を成していた。

板打ち付けを待つボランティアの人列この第2ループは、一段下にあるバンガロー目がけて延びている。その途中には「木もれ日の道」との立体交差(世界初のボードウォーク立体設計)があり、この金沢ボードウォークの特色を成している。また、同じボードウォークが更に奥のバンガロー群とドッキングすれば、より多くの方々が森でのゆったりした時間を楽しむことができる。そう、国内でも例のないアウトドアのバリアフリー空間がグーンッと広がるわけだ。現在も「ササユリの道」は、この道を育てたいと願う人々の心のぬくもりによって、一枚一枚その夢へと近づいている。

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