1. 作業前ミーティングを行う
作業前ミーティングで班分けされた人は、リーダーの指示に従い作業を進める。また、班ごとに必要な道具が異なるので、各班ごとに道具を管理し、終了時には元に戻す。
※ ボードを数箇所に分断して設置する(各々の小径をボードでつなぐ)際、設置作業をそれぞれバラバラに行うのではなく、順序に沿って、各グループ毎で作業を進めていく。作業班は班毎で作業に取りかかる。
2. 杭間距離をマーキングする
杭間距離ゲージを写真のように木で作成し、基準位置から順に杭穴の場所にスプレーでマーキングしてください。作業員は4名で、ゲージは直角に必ず作ってください。ゲージはこのマーキング班(イ)が作ります。
(例)野岳湖ボードウォークの場合、杭間距離は幅1600mm、長さ1800mm × 2 となり、この区間は直線で一切曲げることはできない。
3. 杭穴を掘る
エンジン付き穴あけ機穴スコ杭を立てる穴を掘る。深さはおよそ800mm。岩盤で掘れない場所は地面が安定している証拠なので、掘れる範囲で問題はない。この製法は、決して杭の自立強度により設置されているのではなく、床机を並べて設置し、それがずれない様に穴を掘っているにすぎない。穴堀はエンジン付き穴あけ機が便利! それが準備できない場合は、穴スコを使用し人力で穴を掘っていく。
作業員はエンジン付きの場合3名、手彫りの場合6名。
穴堀班(ロ)は重労働。体力のある方にお願いしよう。
4. 杭穴の底を固める

穴が開いたらアンカーストーンを底に置き、別名「よいとまき」という杭の切れ端で作った道具を使い、底を固める。この作業はとても重要で、しっかりと固定しないとボードウォークが重量により傾くことになる。
作業員は4名。よいとまき班(ハ)は、この道具を作ることから始める。
5. 杭の設置
次に杭の設置。運搬された杭を穴に差し込み、取り除いた土砂で柱が垂直になるように立てる。その時、バールによって穴と杭の隙間に砕石をしっかりと詰める。運搬される杭は設計図を参照し、長さを選定する。手すりの必要な箇所とそうでない箇所では、長さが異なるので注意!
ここでは運搬班(ニ)4名と杭立て班(ホ)4名との連携がカギ!
6. 枕木・レールの仮止め
片側2本の自立した杭を垂直に保ち、枕木材を定められた高さに水平に、ビットネジで仮止めする。ビットネジは80mm程度の長さのものを使用し、枕木の上下はボルト穴加工があるので、ど真ん中で止める。
次にレール材を乗せ水準器でレールの水平や角度を測定し、もう一方の枕木材を同様に仮止めする。その後、レール材をビットネジで杭に仮止めする。この場合、ボルト穴は一箇所センターなので、なるべく端で止める。
この班は4名で、水準器、ドリル、スレッドネジが必要。
仮組み班(ヘ)は、設計者の指示の元にレベルを決定する重要なポジションである。
7. 仮組み立て完成
仮組み立てが#6によって完了したら、工事責任者が確認し、修整や補強を行う。この時、責任者が各スパンにOKサインを記入する。ぐらつきがある場合は、補強材の取り付け指示を下のボルト固定班に指示する。このサインが施されているかどうかを確認後、本組みに入る。
この班(ト)は、責任者1名とボードウォークの管理責任者とが次期工事のためのエデュケーションとして実施する。
8. ボルト固定

ドリルと直径16m×400mm以上の長さのドリル歯を用い、穴は図面に沿って現地で空ける。その後、指定のボルシートとナットによって座金を使用し固定する。 センターレールは、L型金具によって固定する。固定後、手すりになる杭は切断せず、手すりにならない杭はレールの高さにチェンソーで切断する。ボルト固定班(チ)は3名。
9. 横揺れ防止板設置
次に幅が1m未満のボードウォーク箇所に、横揺れ防止の補助板を取り付けるが、この作業は(ト)の指示がない場合は行われない時もある。
10. スタート天板の記入
ボードウォークのスタートポイントには、日本のインデペンデンスボードウォーク誕生の軌跡が記されることになっている。
各ボードウォーク地から訪れた担当者が、各々の天板に地元のボードウォーク名を書き込むのが基本だが、該当する担当者が来られない場合は、代理で書き込む。
11. スタート天板の設置
レール施工時に、最初の天板をボードウォークのスタート地点にボランティア全員で打ち付ける。ボード設置順序は、コロラド州W.O.W.から始まり、日本でインデペンデンスボードウォークが誕生した順番に設置する。ということは、現在自分たちが設置しているボードウォークも、次に誕生するボードウォークのスタート地点に刻まれることになる。
1. USAコロラド 2. 岩手県大東町 3. 新潟県苗場 4. 岩手県平庭高原 5. 石川県医王の里 6. 岩手県芦東山記念館 7. 新潟県山古志 8. 長崎県野岳湖 9. 石川県輪島門前 10. 宮城県大崎市
12. 残りの天板の打ち付け
13. 枕木・レールの仮止め
全体的にレールが完成した後、狭い場所の天板や一般の方にはボード販売ができないコーナーなどの天板に、今回集ったボランティアが寄せ書きを施す。
★ 一口メモ ★
書き込みで使用するマジックは「ポスカ」が最適! 翌日の記念式典のためにも、10セットほど揃えておくとよい。
14. レール完成!
レール設置完成後は、是非とも皆で記念撮影をしよう!
将来、この写真がパネルとなって、ボードウォークライブラリーなどに展示されることでしょう。
15. 食事ボランティア

インデペンデンスボードウォーク工事には、食事ボランティアが不可欠である。地元の婦人会の方々によって軽食が作られる例が多い。湯茶の接待と共に、工事に汗するボランティアらを陰で支える大切なポジションである。
食事を提供した場所の柱にはボランティア フィーディング・ポイントとして、食事ボランティアの寄書きを施すのを忘れないようにしよう!
16. 手すりの設置
ボードウォークの手すりには、板またはロープを使用する。
ロープ使用の場合、手すり設置杭にボードウォーク床面から高さ700mmにボルトと同じ穴を空け、ロープを通す。高所の場合は二段に設置する。その際、高さ800mmと400mmとにそれぞれ設置する。
★ これを持ちまして、インデペンデンスボードウォークが完成いたしました。
おめでとうございます!
制作:NPO法人 I.B.O. Japan
監修:八代 正
2007/11/1








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