AVALANCHE / MAZDA CUP
2008年8月23・24日、国内MTBダウンヒルレース最高峰 Giga AVALANCHE 2008(ギガ アバランチェ2008)/ 27th MAZDA CUP が野沢温泉スキー場を舞台に繰り広げられた。コース全長11km、標高差804m、平均こう配14.4%という過酷なコースを、総勢 約700人ものライダーが一気に駆け下りた。
レース当日、朝から降り続いた雨でコース状況は泥また泥でかなりキビしいもの。スタート直前、シーンと静まり返るゴンドラ頂上付近。スタートライン後方では大勢のライダーが息を潜め、ピストルのスタート合図を待つ。そこを冷たい風だけがビューッと吹き抜けた…
バーーーンッ!!! ついにレースの火ぶたが切って落とされた。スタート合図と共に、アドレナリン一杯のライダーらが一斉にコースになだれ込む。観る者すべてを圧倒していく。。。その光景はまさに、人間雪崩(なだれ)のよう…。何を隠そう、このスタートシーンがこのレースタイトルそのものなのだ。 AVALANCHE(アバランチェ)、それはフランス語で「雪崩(なだれ)」を意味する。
■ ここに、オフロード車いすライダーあり!
ド根性の今野選手
プリティガール 角山選手雪崩のように押し寄せるMTBライダーの中、この過酷なAVALANCHEコースをオフロード車いすで駆け下りた二人の勇者がいた。
その一人は岩岳MTB時代にオフロード車イスと出会い、今日では日本のオフロード車いす界をリードする立役者 今野英樹選手。もう一人は4,5年前からオフロード車いすレースに参戦しているプリティガール 角山唯子選手だった。
同じレースでも、MTBライダーとオフロード車いすライダーとの参戦テーマは異なる。MTBライダーは転倒しても自力で復帰し、再度レースを続行することができる。だが、車いすライダーは転倒したり大きくコースアウトしてしまうと、自力でコースに復帰することは難しい。つまり、転倒=レース終了を意味する。それ故に、車いすライダーはどんなシーンでも人一倍、慎重さと冷静さが求められ、まずはFINISHラインを割ることを第一目標にゴールを目指しているのだ。
ウェット&泥という悪条件のコースにもひるまず、顔面に容赦なく飛び散る泥、タイヤにまとわり付くドロと格闘しながら、ぬれた芝・ガレ場・片斜・激坂・上り坂など多くのハザードを克服し11kmにもおよぶコースを駆け下りるわけだ。そんな数々のドラマを通り抜けた後に見るAVALANCHEのあの青いゴールゲートは、彼らの目には光輝いて見えることだろう。彼らこそ「英雄」と呼ぶにふさわしい!
そんな彼らの愛する、アウトドアの自由と喜びとが味わえる、アメリカ発祥のこのスポーツ オフロード車いすが、わが国でも車いすを利用する多くの方々に楽しんでいただけることを陰ながら願っています。。。
■ MTBレースに出場するには?
現在MTBレースに出場しているオフロード車いすライダーは皆、事前にIBO JAPAN主催のオフロード車いすスクールで講習を受けています。同レッスンを受講された方には、アウトドアスポーツ846のプロデュースするMTBレースへの出場権が与えられます。
オフロード車いすを体験したい、MTBレースにオフロード車いすで参戦してみたいとお思いのあなた、まずはこちら までご連絡ください。


レース スケジュール
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