オフロード車いすスクール | IBO JAPAN

オフロード車いすスクール

オフロード車いすスクール

オフロード車いすが道具としてもたらす可能性を、障害をもつより多くの人に体験しそして実感してもらいたい....、そして普通の車いすでは到底入れなかった自然での時間を楽しんでもらいたい... そんな願いを元に1994年、米国のオフロード車いすパイオニアチーム「チームフェニックス」が世界で初めてオフロード車いすスクールの基礎を考案し、世界初のオフロード車いすスクールが全米各地で開催されました。

今日、アメリカでは全国的に夏場のスキー場に行けば、誰でもオフロード車いすスクールに参加できるという常駐プログラムにまで成長しています。

一方日本では、1997年に八代正が長野県白馬岩岳で開催されたオールジャパン MTB ウエスタンライディングレースにチームフェニックスを招待した際に、日本人男女合わせて3人の車いす利用者が生徒となり、第1回目のオフロード車いすスクールが執り行われました。

写真:自然を楽しむスクール参加者USAで開かれたクリニック風景その後も回を重ね、フィジカルチャレンジツアーなどでもチームフェニックスのトップライダーらからオフロード車いすのテクニックやプログラム実施のノウハウを学びました。そして現在、日本国内のオフロード車いすスクールは、当NPO とその同志とで不定期ではありますが、オフロード車いすカテゴリーの設けられている MTBレースイベントの前後日に、事前にお申込をいただいた方を対象に、レース地にて無料で行なっています。


オフロード車いすレンタル

写真:オフロード車いす今日、アメリカでは障害をもつ多くの人々がアウトドアへのアクセスを手に入れ、山や自然での時間を楽しんでいます。しかし、オフロード車いすの台数は世界的にもまだまだ少なくまた高価なため、個人での所有はなかなか難しいのが現状です。

ならば、日本では当NPOがオフロード車いすをアメリカから取り寄せ、車いすを利用するたくさんの方々にオフロード車いすを体験していただける機会と場を設けていこうと、サマーシーズンには全国2ヶ所でオフロード車いすを体験していただけるよう、スクール&器具レンタルを行っています。

現在、レンタルしていただけるオフロード車いすは2台。1台は西日本(滋賀県箱館山スキー場)に、もう1台は東日本(新潟県八海山スキー場)に設置してあります。そのため、レース地以外でオフロード車いすスクールの受講をご希望の場合は、そのどちらかの場所での受講となります。

また、オフロード車いすというものは、障害をもつライダーが走行時に受ける身体への衝撃をできるだけ吸収できるよう、四輪それぞれに独立したサスペンションが搭載され、また急坂でも安全に減速できるよう、ディスクブレーキが取り付けられており、マウンテンバイクやモトクロスバイクの最先端の技術が使われています。

とはいっても、デコボコの山道を上から下までくだるとなると、それだけでもマシンにはかなりの負担がかかります。まして、乗り手が無茶苦茶な走行をすると、性能のよい部品でもすぐに壊れてしまい、修理ばかりに時間を要し、数少ないオフロード車いすを他の方に体験してもらえなくなります。

ですから、オフロード車いすを皆様に安全に体験していただけるよう、私たちは毎回マシンのメンテナンスを行っています。またスクールを設け、まずは主旨をご理解いただいた上で、安全かつ楽しくオフロード車いすを体験していただけるよう努めています。

次に、オフロード車いすをレンタルするに当たっての基本的なルールをご紹介していきましょう。

オフロード車いすレンタル資格

より多くの方に乗っていただけるよう、下記のすべてを満たす方に限定して、貸し出しを行っています。

  1. 当NPOの行うオフロード車いすスクールを受講された方
  2. 当NPO責任者の承認を得た方
  3. マシンが故障した際には、貸し出された状態に自費で修理して返却できる方
  4. その他、オフロード車いすレンタル誓約書に同意し、署名された方

*レンタル・オフロード車いすでレースへの出場を希望される方は、オフロード車いすのレース会場までの往復輸送費がかかります。

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